私のイヤホン遍歴10年間紹介。Bluetoothも。
小学生の時からずっと音楽が好きだった私はいくつものイヤホンを試して買ってきました。
良かったもの、ダメだったものご紹介いたします!
お役に立てれば幸いです!
①オーディオテクニカ(有線)
まず、高校生時代私がずっと使ってたのはオーディオテクニカのイヤホンです。
当時は家電量販店に行けばこれが大体ありました。
今もそうなのかな?
置いてあるのは、ソニー、エレコム、オーディオテクニカの3つが主流で、私はオーディオテクニカを買ってました。
なぜならデザインが可愛かったからです!
いろんな色があって素敵~♥と買ってました。値段も手ごろで学生の私にも手が出やすかったです。
おすすめのイヤホンですが、ひとつマイナスポイントをあげるとするならば
断線しやすかったです。
私の取り扱いの問題もあるかもしれませんが、一年持てば好成績、短いと一か月でダメになってしまったりしました。
ずっと優先のイヤホンを使ってましたが、2019年からBluetoothに目覚めます。
理由はバイクに乗る時にも聴きたかったから!
②ワイヤレスイヤホン
アマゾンでテキトーに3000円台のものを買いました。
2019年に購入しましたが、2022年現在も現役で一応使えております。
たまにぷつぷつしたりと不具合は出てますが…3000円でこれだけ頑張ってくれたので大満足です。
私が購入したものはもう在庫切れだったので似たようなものをリンクで一応のせいておきます。
Bluetoothめちゃ便利やん!と目覚めた私ですが、不満がひとつありました。
やはり一番は紛失しやすいことです。
あとは、買い物のレジの時とか、ちょっとだけ外したい時にいちいちケースに戻したりが面倒…
そこでつぎに私が目をつけたのがこちら。
③ネックバンド型のBluetoothイヤホン
いやあ、すごく便利でした。ただ私この型のイヤホンでいいものに出会えておりません…
まず、2020年に買ったものがこちら
このお値段ですが、音質も問題なくバッテリー持ちも良かったです。
一年間は。
はやりこういったのは寿命速いのでしょうか…
すぐに充電がなくなってしまうようになりました。
一応全く使えないわけではないので今も充電すれば使えるのですが…
なにかいいものないかなーと探していたら3コインズで1500円で売ってたんです!
音質がゴミすぎてお話になりませんでした…
アマゾンで検索して評価の高く安いものを買ってみたのですが、
開けてみると明らかに中華産
同時に紙切れが同封されていて、「アマゾン評価で5をつけていただければギフト券をプレゼントします」と拙い日本語で書かれていました。
なるほどなあ~
そちらの商品は半年で充電できなくなり、音量の調節がもうガタガタの商品でした。
もういいやーとなった私は、バイクに乗る機会も減ったし、有線イヤホンでよきものを探すことに。
ただ私は今無給の状態。安くていいものを!と探したら見つけました。
ダイソーの300円のイヤホン!
昔100均のイヤホンを買ったとき、片耳が聞こえなくてなんじゃこりゃと敬遠してたのですが
「高音質」って言葉と「300円」に期待して買ったらほんとに良かった!
すごいいいわけってわけじゃないけど、300円でこれならほんと満足!
そして、ネックバンド型のおすすめイヤホン知ってる方は教えて下さい(切実)
【松本朔太郎の話file1
最初は夢か何かかと思った。
でも、その綺麗すぎる顔立ちで間違いないと思った。
職場の新入で、俺はそいつを知っていた。
職場で2人きりになった時思い切って聞いてみた
「遠藤くんさ…なんか悩みとかある?」
ビクッと驚いた反応をした後、小さな声で「ないです」と言われた。
遠藤…そいつは界隈では有名は人だった。
俺は食っていくために春山街で売っていた時期があり、そいつらの中で人気が高く、映像も出回っていた。
映像を見てわかった、演技ではない、と。
今大丈夫なら余計なお世話だが、もし今も支配され、苦しんでるなら助けたいと思った。
たまに袖から見える傷が日に日にひどくなっているのがわかった。
俺は決心をした。
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後藤健流の話file1
まさか自分があんなに憎んでいた親父と同じことをするだなんて思ってなかった。
最初はちょっとしたちょっかいのつもりだったが、どんどんハマっていってしまった。
親が親なら子も子か、と嫌な気分を紛らすために煙草を咥えた。
最初、留依は泣きながら嫌がったが、ある日ゲラゲラと笑い出した。
すぐにわかった、解離したのだと。
慎太の時も、そうだったが、どうも俺は自分と同じ苦しみを他人にも味あわせないと気が済まないらしい。
なあ、でもだってそうだろう?
俺だけこんな不幸なの、不公平だよなあ?
そんで、和さん、俺もあんたみたいに死ぬんだろうなあ?
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新山慎太の話file1
最初は憧れのような気持ちだった。
後藤先輩はサッカー部のエース的存在だった。
華やかな雰囲気の顔立ちなのに、なにか陰鬱な雰囲気もあって、惹かれてしまった。
自分でもだんだんと自分の気持ちに気づき始めると噂も立ち始めた。
後藤先輩の周りの友達はからかうような感じだったけど、先輩自身は無関心な目で僕を見ていた。
ある日後藤先輩の友達から、後藤の家で遊ぶからお前も来いと言われた。
正直、うれしくてのこのこ付いて行った。
部屋には後藤先輩、先輩の友達、そして
僕の上には知らない男がいた。
先輩達はへらへら笑ってた。
後藤先輩は何も映ってないような無関心な目で「あんまり汚すなよ」とだけ口にした。
家に帰って精神が錯乱した。
生まれて初めて心の底から後悔をした。
次の日の学校の帰り道、後藤先輩がいた。
「学校来たんだ、すごいね」
後藤先輩は少し笑っているように感じた。
身体が震えるのがわかった。
シカトして立ち去ろうとした時に後藤先輩が僕の左の手首を掴んだ。僕の袖を捲る。包帯が巻かれた僕の腕を見て先輩が聞いてくる。
「なあ、これ」
冷汗が止まらない。
「どんな気持ちだった?」
先輩のその言葉に恐怖し、
立っているのが限界だった。
「僕のこと、嫌いなら、もう、関わらないでください」
情けないくらいに僕の声は震えていた。
「わかった。関わらないからさ、一回お前の家に行っていい?」
先輩は僕の腕を離さない。
「俺一人だよ。お前んちならいいだろ」
わけがわからなかった。
本当は断るべきだ、そうはわかっていた。あんなことをされたのに。でも心のどこかでまだ先輩のことを想っている自分もいて、笑えるくらい悲しかった。
先輩は家に入ると、あるものを僕に見せた。
普段は見えないところ。
内ももの部分だ。
声が出なかった。
心臓が止まるかと思った。
一瞬、なにがなんだかわからないほどだった。
酷い、なんて言葉では足りない。
先輩の顔は歪んでいた。
今でも、その先輩の表情をどう表現したらいいのかわからない。
目は不気味に笑っているのに涙が出ていて、口角は上がっている。
その口からはこんな言葉が出てきた。
「なあ、お前はその傷つけた時、どんな気分だったの?俺わかんねーの。こんなぐちゃぐちゃにしてんのにさ、その時の記憶ねーの。教えてくれない?どんな気持ちなの?」
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遠藤留依の話file1
天井にゆらゆらと舞う煙草の煙を見ながらぼうっと考える。
”魚に痛覚はあるのだろうか”
魚に痛覚はない、とか誰かが言っていた。
でもまな板であんなにびちびちと動いて嫌がっているような姿を見ると痛覚があるようにしか思えない。
「あ、あ…あ~ごめん」
上にいた男が煙草を咥えた口を半笑いにしながら言った。
何が?と思った瞬間、自分の内ももに生暖かい何かが流れる感覚がして、ああ…と思う。
「あは、ごめんね」
相変わらず男は煙草を咥えたまま言う。
どうでもいい。
ただめんどくさい。
母親に見つからないようにシーツを捨てなければいけない。
男が去った後にシーツをゴミ袋に入れる。
ゴミ出しの曜日なんてどうでもいい。とりあえずゴミ置き場に置いておきたい、そう思った。
ごみ袋を持って玄関を開けると、ちょうどその時に隣の部屋の男が出てきて目が合った。
俺の持っているゴミ袋をちらっと見ると蔑んだような視線を向けてきた。
アパートの壁は薄い。
俺は部屋に戻った。
大丈夫だ、母親が帰ってくるのは昼過ぎのはずだから、このゴミは朝出そう。
隣の部屋のあの男の目を忘れるように頭を振り払った。
ひりひりと痛む体を起こして学校に行く準備をする。このゴミも捨てなくては。
本当は学校なんかにも行きたくない。
けどこの家にいるよりかはマシだ。
ゴミ置き場に着いて、あ、今日は体育がある、と思い出し絶望的な気分になる。
空を見上げると、雲がゆっくり動いている。
昨日の煙草の煙を思い出しながらまた考える。
魚に痛覚はあるのだろうか。
遠山叶の話file1
健流くんは未成年だったし、起訴か不起訴か調査は慎重に進んだ。
健流くんの身体の状態から大体の想像はついたし、嘘はついてないとは思っていたが、いかんせん死人に口なしだ。
事実であれば不起訴が妥当な所だが、もうひとつ証拠が欲しいところだった。
そんな時に父親である後藤和の部屋からビデオがみつかった。
おそらく健流くんなのだが、だいぶ幼い。
むごいビデオだったが健流くんに本人か確認する必要があった。
発作が起きたりしたら対応できるように、何人かの立ち合いのもとでビデオみて確認してもらうことにした。
最初の数分だけでいいから自分かどうか教えてくれと言い、ビデオを見せた。
健流くんは信じられないほど、目を丸くして、画面を凝視した。
異常だ、と感じすぐにビデオを止めた。
少しすると健流くんは
「あまり、記憶はないですけど、確かに僕です」と答えた。
心が苦しくなった。
「嫌なものをみせてしまってごめんね」と謝った。
健流くんは「トイレにいきたい」と言ったので、護衛をつけさてトイレに行かせた。
しばらくして、護衛の人から「トイレで吐いている、体調がおかしい」と連絡が入った。
すぐさまかけつけると健流くんは洗面台の前でほとんど立てない状態で震えながら気持ちわるそうにしていた。
フラッシュバックかもしれない、と思った。
「嫌な過去だったよね、ほんとにすまない」背中をさすりそう言うと、健流くんは僕の手をはらいのけてこう言った。
「勘違いすんじゃねぇよ。あんな過去どうだっていいんだよ。
俺はお前らのその同情の目が気持ちわりーんだよ」